タグ別アーカイブ: スパイスモーテルオキナワ

どこまでもオープンエア

こんな体験ってなかなかないと思うのです
SPICE MOTELのRooftop Bath 🛀🌛

貸切りの露店風呂は旅館などで見かけますが、
これは風呂に入るというか、一種のアート体験です♥

どこまでも続く空の下で水着になってchill out♪
周囲に建物がないので裸のままでもOK!
開放感でみなさん思わずSNSに投稿してしまうようです

マジックアワーに変わりゆく夕空のもと、
なにも考えずビール片手にボーッと過ごすのが◎

この限定1組のルーフトップひとりじめ体験、
チェックイン後に先着順で受け付けています。

ごめんなさい、事前予約はできません。ただし、
公式webや電話などからSPICEに直接宿泊を予約
いただいた方に限り、
事前の受け付けが可能です。

忘れられない体験をぜひ!

※利用可能時間 15:00-22:00 1組限定
※宿泊料金に追加の料金はいただきません 

※台風前後など状況によりご利用いただけない場合があります
※ウォールアートby ATORON

募金箱を設置しました

スパイスモーテルでは、ウクライナの人々を支援をするため、フロントに募金箱を設置しました。

皆さまから集められた募金は、国際NGO ADRA Japan(アドラ・ジャパン)へ寄付致します。

現在ウクライナで進行している戦争が一刻も早く停戦し、人々の安全と平和が確保されることを強く希望します。

期間:2022年3月14日(月)から2022年4月30日(土)まで
※期間は状況により延長する場合があります

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SPICE MOTEL OKINAWA set the donation box at the reception and will make donations to ADRA Japan.

We strongly hopes that an immediate ceasefire can be reached to the tragic war in Ukraine so that people there can find safety and peace once again. 

Period:14th March 2022 – 30th April 2022
※The period may be extended depending on the situation.

フリーペーパー|ACP

SPICEの運営母体であるアートアンドクラフト社ではフリーペーパーAC PAPERを発行しています。「HAPPYなオルタナティブをあなたに」という編集方針で、あらたな視点での提案を住まいや暮らしの分野で試みています。
そのなかでSPICE MOTELや沖縄をテーマに発刊したのがこちら。


ACP 05

SPICE MOTELの周辺、沖縄のディープな中部エリアを特集
2020年7月発行

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ACB 19

ACPの前身であるACBでSPICE 開業までの裏話などを特集
2016年4月発行

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AC PAPERは、大阪/神戸/沖縄のショップやレストランで手にとっていただくことができますが、バックナンバーをweb上でも公開しています→ AC PAPER

上の2冊も以下をクリックしていただくことでご覧いただけます。
■ACP 05
■ACB 19

県外の方はもちろん、沖縄の人にとっても楽しい内容になっていると思います。お時間あるときに、ぜひ目を通してみてください!

なお、発行元のArts&Craftsの沖縄事務所のページはこちら
住まいづくりやリノベーションに興味ある人はcheck!

 

【RECRUIT】フロントスタッフ募集!

今回の募集は終了しました。
たくさんのご応募誠にありがとうございました。

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こんにちは!スパイスモーテルです
今回、スパイスモーテルでは新たにフロントスタッフを募集します◎

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【募集職種】
フロントスタッフ
(アルバイト)

【勤務場所】
スパイスモーテルオキナワ
沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1066

【勤務時間】
夜シフト  [14:45−22:15] 約7.5時間
週3日程度・シフト制  (土日含む)
※3日以内希望の方もご相談ください

【勤務開始】
・即時
・いまの仕事をすぐ辞められない…  応募書類にその旨を記載ください
・応募を決断する前に職場を見たい…  お電話の上、どうぞ見学ください

【待遇】
時給1,020円~
*通勤手当400円/回
*有給休暇あり(勤務開始半年より発生)

【職務内容】
・チェックインアウトなどの「レセプション業務」 
・電話対応やフォーマットに日付、名前などを入力する「予約受付業務」
・隣接するカフェバーの簡単な「飲食サービス業務」
SPICE MOTEL および運営する宿泊施設の「客室および館内の清掃業務」
当施設内で開催するイベント等の運営やサポート業務
・運営会社の事務作業などの補助

※フロント業務に加え、清掃業務もお願いします。
その他、様々な現場対応業務がありますが、滞在するゲストへの思いやりや、国内外から来るゲストに沖縄を楽しんでもらいたいという気持ちがあれば大丈夫です。

【必要スキルなど】
・英語で簡単な会話ができる(中国語、韓国語ができる方、もちろん大歓迎)
・PC操作ができる(Excel,word等)
・平日、週末も柔軟に勤務可能な方
・フロント業務はもちろん清掃業務も頑張ります!という意欲のある方

【求める人物例】
・アルバイトと言えど「もっとオシャレな空間で働きたい!」という方
・土日や年末年始に出勤があっても「やりがいある仕事がしたい」方
・今は内地にいるが、「沖縄に戻って働きたい!」という県出身者
・「デザイン」に興味があり「旅」に関する仕事をしたかった方
・いつか英語を使って働きたい!という方
・体力に自信がある方

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【応募方法】
以下①②より選びご応募ください。
①専用応募フォームより送信(Googleアカウントをお持ちの方)
応募フォーム★←こちら
②下記メールアドレスへ送信
・yoza@a-crafts.co.jp  まで以下記載のうえEmail送付
・件名を「SPICEMOTEL スタッフ応募」としてメールを送信してください
・写真ファイルを忘れずに添付してください

【記載事項/添付写真】
・お名前:
・ふりがな:
・メールアドレス:
・連絡のつきやすい電話番号:
・住所(郵便番号のみでOK):
・生年月日:
・最終学歴:
・職歴(あれば):
・志望動機:
・希望勤続期間(約半年,1年など/未定でもOK)
・写真2枚:
 1枚は証明写真的なもの、もう1枚は人柄がよく分かるもの
リクルートスーツは不要
※スマートフォンで撮ったものでもOK

【選考方法】
・書類選考後、 面接の有無を連絡いたします
・すべての面接が終了後、採用の可否を連絡いたします
・応募後5日が経過して何も連絡がない場合は電話連絡ください
(098-923-1066)

【その他】
webサイトはこちら  SPICE MOTEL OKINAWA
運営会社はこちら  Arts&Crafts

素敵な出逢いになることを楽しみにしています!

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モーテル論(後編)

~SPICE MOTELを沖縄中部の文化発信拠点に!~

text= Arts&Crafts 中谷ノボル

モーテルと聞いて何をイメージしますか? 私たちの会社ではSPICE MOTEL OKINAWAというリノベーションホテルを2015年から運営しています。今回あらためて「モーテル」について書きました。前編では、元の建物との出会いから開業まで、そして施設名称が何故ホテルではなくモーテルになったのかなどを。また後編では、SPICE MOTELが位置する沖縄本島中部という独特のエリアについてと、この先のモーテルの在り方についてを記しました。本土から沖縄を旅する人だけでなく、沖縄県内の人にも一読いただけたらうれしいです。

※前編はこちら

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何を実現したくて始めたモーテルなのか  

タイミングよく沖縄に波及したインバウンドブームの波に乗り、開業後2年は予想以上に経営が順調でした。しかし2018年に政治問題で韓国からのゲストが激減、翌2019年には民泊を含めた沖縄のホテル供給が過剰となり、SPICE MOTELのゲストも徐々に減っていきます。そして2020年、今回の新型コロナウィルスの感染拡大で、沖縄のみならず世界中のホテルに急ブレーキがかかってしまいました。

2年前からモーテルの経営を見直すことをしていましたが、今回は根本的なところから経営方針を考え直す必要がありそうです。そもそも自分たちは何故モーテルを始めたのか。何が目当てだったのか。描いたモーテル像を表現できていたのか。モーテルを臨時休館している今、原点に戻りこれまでのことを思い出し、この先のことを考えました。

一般的にホテルづくりでは、その企画段階で施設のコンセプトを決めます。SPICE MOTELでも当時コンセプトづくりのためのブレインストーミングをしました。その時の記録が、手書きの付箋を模造紙に貼った形で手元に残っています。その中で、「本島中部の文化発信拠点となるホテル」という大きなテーマがあったことをあらためて噛み締めています。

 

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フテンマ ライカム コザ 地域特有のミックスカルチャー  

那覇の国際通りや北部のリゾートなどこれまでの沖縄観光のイメージとは違う文化が、ここ本島の中部にはあります。特に普天間飛行場と嘉手納基地とを結ぶエリアはこれまで観光地として紹介されることも少ない、琉米のカルチャーがミックスされた独特の地域です。多くの県民が基地のない沖縄を切望していますが、その存在ゆえこのエリアに特徴ある文化が生まれ育ったのも事実です。

食事ひとつとっても、マクドナルド日本上陸以前からあるA&W1号店、ローズガーデンやサムズカフェなど米国スタイルのダイナー、そして中米メキシコのタコス専門店や南米料理のブエノチキンなど。ダンスミュージックや日本語ラップやクラブカルチャーなど、沖縄の音楽シーンを牽引してきたのもこのエリアです。それらが地域のファッションへも大きく影響しています。

そんな中部に位置するSPICE MOTELで、「滞在中にしてほしい10のこと」というオリジナルのガイドを作り、宿泊するゲストに手渡しています。特に2度目の沖縄を旅する人には、ぜひローカルの人たちと接することで、この地域のリアルを知ってほしい。きっと有名観光地をスタンプラリーするような沖縄旅行では、決して得られない体験ができると思うのです。

 

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現在進行形のカルチャー発信  

2015年に開業したSPICE MOTELもすでに5年目を迎えています。これまで本島中部のカルチャーを発信してきたつもりでいましたが、いま思い返せば2015年時点のそれを凍結して見せていただけで、その後の変化をフォローできてなかったように思います。現実の街は5年間で変化し、日々どこかであたらしい何かが起こっています。

周辺のショップやレストランも、名店が惜しまれて閉店することもあれば、逆にこれまでなかったコンセプトのお店がオープンすることも。SPICE MOTELで働くスタッフも、アルバイト学生が巣立って海外のホテルに就職した人もいれば、自分の夢を追いかけて離職した人もいて、自分たち自身も変化していたはずなのです。

昨年12月、SPICE MOTELでガレージセールを初めて開催しました。客室のガレージをショップに見立て、地域の飲食や雑貨など10店舗が出店するというモーテルならではのイベントです。1日だけのイベントに約600名もの人が来場してくれました。いま思い返せば、まさにあの日のシーンが、このエリアのリアルだったと思うのです。こういった発信が開業後できてなかったことを反省しました。

※ガレージセール当日の様子はこちら

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行けばエリアの今がわかるモーテル

このガレージセールはスタッフ自らも心から楽しめたので、今後も不定期で開催したいと話していいます。他にもモーテルの空き時間を活用して、地域のリアルを発信してゆきたいと考えています。具体的には、今後出店を考えている沖縄の料理人たちが、カフェスペースでテスト営業するシェアキッチン計画。これが一つ目です。すでに実験的に始まってます。

二つ目が、夜間に開催するMusic Bar計画。プロアマのDJがお薦めの曲をミックスしたり、デビュー前のミュージシャンがミニライブを不定期で開催するなど、この地域で胎動するアーティストの活動スペースを創りたいと考えています。こちらもすでにハコの音響が整い、スタッフ自ら休館中に大音量でDJの練習をしています。

この原稿を書いてる最中に、緊急事態宣言が延長されました。モーテルを再開する時期も決められない状況下での希望は、沖縄県内から泊まりに来てくれる人が年々増えていたことです。「那覇から中部に遊びに来たけど、以前からこのモーテルが気になってたので、(運転)代行で帰らずに泊まることにした」という人や、「彼の誕生日にプチ旅行気分を味わいたくてSPICEに来ました」というカップルなど、当初私たちが想定しなかった利用が増えています。

観光やビジネス利用だけでないモーテルの使い方。これこそが本来のモーテルの姿なんだと思います。また、シェアキッチンやMusic Barなどをすることで、県内の人々がSPICEに集い、日々そこで何かが起こっている。そうした状況を見たいと、日本国内や海外から人々がSPICEへやってくる。そんな循環をぜひ作りたいという夢を描きました。

「あそこに行けば沖縄の今がわかる」。人々にそう言ってもらえるモーテル。そしてモーテルと聞けばSPICEを思い浮かべる。営業再開後にはスタッフみんなで、そこ目指したいと思います! 小さなホテルにできることは限られてますが、みなさん今後のSPICE MOTELにご期待ください。そしてこれからも応援よろしくお願いします。

※前編はこちら

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いつか観たロードムービーの世界へ

 

 

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